文房具は、日常に革命を起こします。
私が仕事でいちばん使うのは、赤字を入れるための「赤ペン」ですが、
フリクションが出てきたときは驚愕しました…。
フリクションというのは「消せる赤ペン」。これさえあれば、もう、修正液で手が真っ白になることもない!
修正液が乾いてないのに書いちゃって、げんなりすることもない!
なんてべんりなものがこの世にはあるんだ……。でも、もしかしたら、私が知らないだけで
もっともっと便利な文房具が、この世にあるのでは???おしえて!
編集者やデザイナーやフォトグラファーのみんながおすすめの
文房具って、何ですか??
るりこ
私のおすすめ文房具は、
ふせんする~シリーズ。
(ふせんするサポーター/株式会社平和堂 各380円)
いろんなポーズをとった人たちのふせんです。
仕事がら、たくさんの付箋を貼って、「ここをチェックしてください」と著者さんやデザイナーさんにお渡しすることが多いです。
つまり、「たくさん付箋が貼ってある=申し訳ない」という状態。
ぴったり同じ位置にそろえて貼って、枚数が少ないように見せるなど、姑息な手を使ってきましたが……。
でも! もう大丈夫!
お祭りで踊りまくっているのなら、ちょっと申し訳なさも薄れるというもの。
お祭りの他にも、サッカーや野球などのサポーターたちのふせんもあって、お渡しした相手を励ましてくれます!(たぶん)
もちろん、赤字は減らせるようにがんばります……。
戸田
私はノートと鉛筆をご紹介します。
(Thinking Power Notebook/ツバメノート株式会社 480円 ・ BLACKWING 602/PALOMINO 300円)
ツバメノートの「Thinking Power Notebook」。
ツバメノートといえば書きやすい質のいい紙で有名。加えて、横位置なのでプレゼンやWebサイトデザインのラフを描くのにちょうどいいんです。
罫線じゃなくて5mm方眼なので縦位置でも使えるし、一枚ずつにミシン目が入っているから切り取りやすい! プロジェクトごとにファイリングしたり、一枚ずつスキャンするのにも使いやすいんですよね。
厚すぎないから持ち運びにもピッタリ。もう文句なしです。
愛用の鉛筆は「BLACKWING 602」。一本300円とちょっと割高なのですが、その価値あり!
なめらかで滑るように筆が進む、とっても書きやすい鉛筆なんです。なんか、絵が上手くなった気分になる(笑)。
国内外で作家や作詞家、建築家などクリエイターたちが愛用してきた鉛筆らしいです。
「本日、校了!」メンバーの谷さんや中野さんも試しに購入したところ「書きやすい!」とのこと。鉛筆を使う職種の人へのギフトにもおすすめです。
谷
上記の戸田さんおすすめの鉛筆、私も買って使ってますが、とっても書き心地がよくて最高です。
ほかに普通の鉛筆も持ってるんですが、この鉛筆ばっかり減っていきます……。
さて、私のおすすめは、「筆まかせ」(PILOT)という筆ペンと、無印良品の色鉛筆(紙管入りハーフサイズ)840円。
筆まかせは、筆ペンよりもペンに近い筆ペン(どっちや)。
一筆箋にちょっと書くときも、細いペンで書くよりなんとなく肉声っぽい感じがするのが好きです。
あと、まったく字がうまくないんですが、うまくなったような気分で「はらい」とか「はね」が書けて、うっとりします。
色鉛筆は、なんと中学時代に買ったもの。
約20年選手です。よく捨てなかったな、私よ。
写真をよく見ると「浮き出るシール」的なものが貼ってあるのがわかるんですが、ここにも時代の流れを感じます。流行りましたよね。
今でも同じ商品が売っているというのが、無印の凄みだなあ。
よく見ると、昔は1,000円だったのですね。さすがに20年も経つと悔しくもありません。
で、この色鉛筆の魅力は、なんといっても色の美しさ。蛍光みたいに発色のいい黄緑とか、銀色まであるんです。
本のラフを描くときや、広告のラフを描くとき、POPのデザインを考えるときなど、色のイメージまで考えられるので重宝しています。
中野
私のおすすめは
ぺんてるの「ゲルインキボールペン」の赤と黒です。
(ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェル・ユーロ 0.35mm黒 180円くらい)
これは、数年前にある書道家さんに教えてもらったペンなのですが、
とにかく、「字がキレイに見えます」!!
それもそのハズ、就活用に開発されたペンらしく、
紙への当たりがよく、少し濃く太く字を見せてくれるので、堂々とした
読みやすい字にしてくれるのです。
私は特に私は筆圧が弱いのですが、このペンは筆圧が弱い人でも、
全然問題がありません。ゲルインキって筆圧が弱い人の味方です。
ゲラに赤字を入れるときも、字がキレイに見えるのが楽しいので、
消えるフリクションも実はあんまり使いません。
履歴書に書いたときにすぐ乾くようにと速乾性もすぐれてつくられたらしく、
赤字を入れたときもすぐ乾いて超快適です!
宮崎
冒頭でるりちゃんが語っているとおり、フリクションペンが発売されたときは、出版業界に革命が起きましたよね。
それまで赤字を修正テープで消しては書き、消しては書き……。度重なる修正テープで、立体感が出ちゃって、ゲラがボコボコになったことも。
いまは懐かしい思い出です。
さてわたしのおすすめ文房具は、はんこ!
書類やメモを渡すときに、本当はちょっとしたイラストが描けたら最高なんですが、難易度高すぎて到底無理なんですね。
そんなときにおすすめなのがはんこです。ちょこっとはんこを添えるだけで、無機質な書類にあたたかみがにじみ出ます。
かわいいタイプはもちろん、笑えるはんこも雑貨屋さんや文具店でたくさん売られています。
左の食パンはんこは、何度みてもニヤリとしちゃうシュールタイプ。
右のはんこは何とオリジナルで作ってもらいました!
はんこを作ってくれたのは『オトナ女子の不調をなくす カラダにいいこと大全』でイラストを手掛けてくれた羅久井ハナさん。羅久井さんは、はんこ作家でもあるのです。
羅久井ハナ オンラインはんこ店
https://rakuihana.theshop.jp/
こちらのサイトで名前入りのはんこをオーダーできます! どれも気絶級にかわいいです。
かわいいといっても、シュールで不思議で何となくレトロ。男性でも抵抗感無いデザインが魅力なんです。
わたしのはんこは、羅久井さんが重版のお祝いとしてサプライズでアレンジを加えてくれたもの。
へっへっへっ。いいでしょ!
通常のオプションはこちら↓
https://rakuihana.theshop.jp/categories/62304
みなさんも、はんこでいつもの書類に彩りを添えてみてはいかがでしょうか?
米玉利
私はアシスタント時代から愛用しているペンを。
実は、私は周囲がひくぐらい字が汚いのです。
師匠に伝言をメモで書いて残せば「これ、数字なの?平仮名なの?」と聞かれたり、昔ピアノ教室で音符を読んで書くという宿題を課せられたときは先生から「シがツに見える」という理由で、楽譜そっちのけでカタカナの書く練習をさせられたり、親に「強制的に習字に通わせておけば、、、」と言われるくらい。実に情けない話です。
そんな私がペンを選ぶ時に「少しでも綺麗に書けるペン」をモットーに選んでいるのですが、そんな夢を叶えてくれるのが無印良品から出ている「さらさら描けるボールペン」です。もう、このネーミングつけた人に拍手を送りたい。本当にさらさら描けます。さらさらです。さらさらーって本当に描けちゃうんです!インクの出方も、ペンに圧をかける感じも心地よくて、何よりも字が少し上手に見える!!!!ブラボー!!!
そしてこのペン、コンビ二でも手に入るのですぐに買えるという名品です。
しかも値段も105円という嬉しさ!
かれこれ8年は愛用してしまっています。
(ちなみに私が革命的!と感じた文具、というよりペンはミルキーペンです。小学生ながらに衝撃を受けました)
ちょっとみんなー! 知らない文房具ばっかりだった!
はやく教えてよ〜!
ちょっと文房具屋さんに行くんで、ここで失礼しますね。
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