めっちゃ可愛く手書き文字を書かなきゃいけない時の書き方

Category: まなぶ REtegaki00

「あ〜今めっちゃ〇〇しなきゃいけない! こんなとき、どうしたらいいの?」
「これ、あの人が得意なことだったよなあ。やり方を聞いてみたいな。」

なんて、日常に転がっている小さな悩み。
その悩みを、『本日、校了!』メンバー同士で解決するコーナーです。

今回は、「めっちゃ可愛く手書き文字を書かなきゃいけない時の書き方」。デザイナーの戸田がお答えします!

編集者さんや本屋さんは、「急きょPOP作れって言われた! かわいく書かなきゃ!」って時に役立つかも。
日常生活でも、誕生日カードやお祝いの手紙で大活躍します。

このデジタルの時代に、アナログな手書き文字が使われてるの見るとほっこりするし、手間のこもった気持ちも伝わるし、いいですよね〜。私も手書き文字に関しては試行錯誤の日々なのですが…
実際に、日常生活やデザインのお仕事で使っている今すぐできるできる手書き文字のコツ5つをご紹介します!

縦線を一本加える

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普通に文字を書いてから、文字の縦線部分にもう一本、縦線を引きます。無理にすべての文字に縦線を加えなくてOKです。加えやすい文字のみに、ピッと一本書いてみましょう。
平仮名もカタカナも英語も、これで瞬時におしゃれになる!

「BEST FLOWERS」の部分は、縦長に文字を書いています。縦長文字って、普段の文字を縦長に細く書くだけでおしゃれに見える万能手書き文字です。慣れないうちは、長方形の補助線を引いてからその枠内に書くといいかもしれません。

縦線の中を塗る

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縦線を塗りつぶすと、文字全体の色が濃くなるので見出し感が強まります。

塗りつぶしもひと工夫すると、グッと見栄えが良くなります。今回はボーダーやドット模様を書き込んでみました。
細部を細かく書き込むと、モノの完成度って高く見えるんですよね〜。

点をドットに置き換える

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文字の「点」の部分を、丸いドットにしてみます。わかりやすい単語だったら、ふた文字くらい可読性が下がっても読めるってもんです。心配だったらフリガナふっちゃいましょう。

あとこの文字は、文字の上半身を縦長に、下半身をギュッと小さく書いてみてます。そして角を作らずまあるく。ちょっと子供っぽいかわいらしさが生まれます。

斜めに書いて、線を波うたせる

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文字を縦長に、斜めに書いてみてます。線は波打つように。
そしてカタカナの角部分をくるんと円形にしてみました。なんかエレガント風になります。

くるんとなった先っぽをちょっと細めにしても良さそう。バリエーションが出せます。

太い鉛筆でへたうま文字

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鉛筆を削らずに太い字が書ける状態にします。普段鉛筆を持つ位置から少し上の方を持って、あえて書きづらい状況を作りましょう。

そして筆圧をこめて、書く! はい、いつもより下手な字ができました!

鉛筆の質感が手作り感を出してくれるので、手間のこもったモノに見えます。色鉛筆で色付するとなおさらハンドメイド感アップ。
「下手すぎやしないか…」と悩んではいけません。「へたうま文字だ!!」と自分に言い聞かせることが大事です。

しかし、周囲の人から客観的な意見を聞くことも大事です。たまに「下手すぎて読めないよ」と言われることがあります。

POINT1.使い慣れたペンがあればOK!

かわいい手書き文字を書く時に、特にそれ用のペンを購入する必要はないと思います。日頃使い慣れている、うまく字が書けるな〜と思うお気に入りのペンを使用してください。
色を塗るときは、私の場合、色鉛筆やこのようなサインペンを使っています。

POINT2.定規を使って補助線を頼ろう

文字が同じ大きさで、同じラインに書かれていると美しく見えます。定規で補助線を引いたり、鉛筆で薄く下書きをすれば、より見栄えのいい手書き文字ができると思います。
本番前にノートで練習すれば、コツが見えてくるかも!

POINT3.大事なのは、自分の字は上手いと思い込むこと?!

いちばん難しくて、いちばん大切なことだと実感してます。

「わたしの字、汚いな〜」「おしゃれに書けないな」と自分で思っていても、他人から見ると案外そうでないことが多いです。
特に手書き文字は、個性が出るほど味が出るとも言えます!
「わたしの字、おしゃれ」って思い込むのが一番のポイントかもしれません。(でも客観視は大事だよね)

POINT4.見出しをこだわって、本文は普通に書く

かわいい手書き文字を使った物を作るなら、見出しをこだわり、本文は通常通りに書くのがカンタンだしおしゃれに見えると思います。
その方が画面にメリハリが出ます。長めの文章は、普通の文字のが読みやすいですし。

通常通りに書いた本文中の強調したい部分に、小さなイラストや色を加えると、気の利いた見栄えになると思います。

手書き文字を書くなら、実践あるのみ!
楽しい手書き文字ライフをお送りください!

この記事を書いた人

戸田江美
デザイナー
東京都出身。フリーランスクリエイター。トダビューハイツ大家。落語と幕末と時代劇が好き。「本日、校了!」ではwebデザインとコーディング担当。

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